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                            2008年9月5日
           【ビミョーな言葉研究所】        第 295号
                            発行部数5878部
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☆┃コ┃ラ┃ム┃>>>>>>>>>>>>>>>「ウチかソトか迷うとき」
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 会社のパーティーなどで司会者が、(自社)社長のあいさつを紹介するとき、

 出席者がウチ(自分側)の人間(自社社員など)の場合は、
 「社長にごあいさつをいただきます」と【謙譲語I】で社長を高めますが、
   ̄ ̄ ̄
 出席者がソト(相手側)の人間(他社社員など)の場合は、
 「社長がごあいさつを申し上げます」と【謙譲語I】で聞き手を高めます。
   ̄ ̄ ̄

  ※1つ目は「社長に……自社社員がいただく」 \ 同じ【謙譲語I】
            ←^^^^^^^^^^       | を使っていても
   2つ目は「社長が……他社社員に申し上げる」/ 敬意の方向が違う。
        ^^^^^^→

 ところが、司会者、あいさつをする人、また聞き手である出席者の関係が
 ビミョーなときはどうしましょう。(ウチかソトか迷うとき、ですね)


 そんなときは、
 「○○のごあいさつでございます」のように「いただく」も「申し上げる」
 も使わずにうまく逃げる?方法があります。

 『動作』ではなく、単に『事柄』だけを丁寧に述べる形にすると、
 余計な誤解も起こらず、誰も不快な気持ちになりませんね。
 これは、敬語遣いの一つのコツと言えるでしょう。


           ――【参考文献】『敬語』菊地康人/講談社学術文庫
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☆┃編┃集┃後┃記┃
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 娘(19歳・大学生)が人生初、アルバイトの面接に行きました。
 近所のお好み焼き屋さんです。

 少々緊張している様子の娘に、
 「いつも通りでいいよ。正直に素直に答えたらいいから」と送り出しました。


 帰ってきた娘にどうだったか聞いてみると……

 店長さんに「しっかりしてそうやね」と言われたらしいんですが、
 娘は「うっかりもします」と正直に答えたそうです。(-_-;)<おーい

 いくら正直にって言っても、あえてマイナスのことを言わなくったって……。
                                 (汗)

 そんな娘ですが、ちゃっかり採用されて、早速お皿洗いから頑張っています。


               ……うっかりオツリを間違えないでよ!(>_<)
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【発行者】ビミョーな言葉研究家 ☆ 和田みちこ
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