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                            2008年7月18日
           【ビミョーな言葉研究所】        第 291号
                            発行部数5867部
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☆┃コ┃ラ┃ム┃>>>>>>>>>>>>>「敬語を省く、敬語を加える」
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 「話法」というものがあります。

  1.彼が「行け」と言いました。 ←これ、直接話法ね。
  2.彼が行くように言いました。 ←これ、間接話法ね。

 他人が言った言葉を直接再現するか、間接的に再現するかで分かれます。


 もしも彼が、実際には「行ってくださいませんか」と言っていたなら……

 1.の文章は直接話法ではなく、
 「彼が行けと言いました」という間接話法になります。


 要するに、間接話法の場合、趣旨だけを簡潔に伝えるように、
 他人の言った言葉は、敬語などを省いて簡略化されることが多いのです。

 そこで「僕は『行け』だなんて言ってませんよ!
       『行ってくださいませんか』と丁寧にお願いしたはずです」
 なぁんていさかいも起こってくるわけですね。(-_-;)


 逆に……
 秘書が「社長は8時にいらっしゃるとおっしゃっていました」と言った場合。
 まさか社長自身が「あー、僕は8時にいらっしゃるから、よろしく」なんて
 言ってないはずですよね。(笑)

 社長が「8時に行くよ」と言ったのを、目下の秘書が間接話法で話すときに、
 敬語を加えて表現したんですね。


 このように、他人が言った言葉を引用する「話法」で、間接話法の場合は、
 敬語を省いたり、加えたりすることがあるのです。


           ――【参考文献】『敬語』菊地康人/講談社学術文庫
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☆┃編┃集┃後┃記┃
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 「あら、また今週も来たじゃん」って言わないで〜。(汗)

 一応、一時的に不定期発行にさせていただきましたよ。

 先週、そのことをサラッと書いたら、
 妹からは「どうしたん?」と電話はかかってくるわ、←コレ、直接話法!
 読者さんからは『今週のメモ(編集後記)』だけでも毎週送ってくれと
 メールをいただくわ……(^^;)               ↑
                          コレ、間接話法!
 本当にありがたいことです。


 いえね。今、上記↑の『敬語』という本を読んでいて、
 この本から面白いネタを拾ってご紹介していこうと思っているんですが……

 お恥ずかしながら、コレがなかなか読み進まないんです。(-_-;)
 (いや、面白いんですよ!! 分厚いとか、字が小さいとか、ぶつぶつ……)

 なので、毎週コンスタントにメルマガにするのはちょっとキビシーかなぁと
 思い、とりあえず不定期発行にさせていただいたワケです。
 (そういうお恥ずかしいワケは、あまり公表したくなかったんですが)


 しばらく不定期にした後、『慣用句編』をスタートさせる予定ですので、
 どうぞ末永くお付き合いくださいね。よろしくお願いしま〜す!(^^)/


                   ……私もちょっと夏休みっ♪(^^*)
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【発行者】ビミョーな言葉研究家 ☆ 和田みちこ
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