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                            2004年9月10日
           【ビミョーな言葉研究所】         第90号
                            発行部数5917部
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                    ◎等幅フォントでご覧ください◎
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今┃週┃の┃ビ┃ミ┃ョ┃ー┃>>>>>>>>>>>>「主旨」と「趣旨」
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 │問題│ 活動の「シュシ」をよく理解する、はどっちでしょう?
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 ●主旨
  言おうとしていることの中で、最も中心となる事柄。

  ▽例▽
   判決理由の主旨
  
 ●趣旨
  1.ある事をする理由・目的。趣意。
  2.話や文章の言おうとすること。要旨。

  ▽例▽
   1.修正案の趣旨を説明する・趣旨に反する
   2.お話の趣旨はよく分かりました


   ――意味、用例とも、『大辞林』(三省堂)より引用――

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私┃的┃考┃察┃ ▲今週のテーマは、Oさんからのリクエストでした〜。
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 【趣旨】の2番目の意味と、【主旨】との使い分けが難しいんですね。
 というより、ほぼ同義と考えていいと思います。
 ですから、ほとんどの新聞や公用文などでは、【趣旨】で統一しています。

 個人的には、「最も中心となる事柄」であることを強調したければ【主旨】、
 それ以外は【趣旨】を使えばいいと思います。

 問題の答えは、「活動の目的」ということで、【趣旨】になります。

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第┃2┃研┃究┃室┃  ◆◆ 「津波」と「高潮」 ◆◆
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 私の住む大阪では、日曜日に大きな地震があり、火曜日には台風が接近する
 という大変な週になりましたが、ニュースを見ていて、

 「あれ? 地震のときは津波で、台風のときは高潮だけど、どう違うんだろ」

 と、内陸部に住んでいて無頓着だった私は、疑問に思ってしまったのです。

 (すみません。ジョーシキでしょうか……?)(-_-*)


 『大辞林』(三省堂)より

  【津波】――1.地震津波に同じ。
        2.地震津波・風津波・山津波などの総称。
                ̄ ̄ ̄
  【高潮】――台風や低気圧により海水面が異常に上昇する現象。
        暴風津波。風津波。
              ̄ ̄ ̄

 で、【地震津波】とは「海底地震の際の地殻変動によって、広範囲に海底
 が急激に上下運動し、それに応じて起こる周期の長い水波」と。

 一般に言う【津波】とは、この【地震津波】のことなんですね。


 さらに【風津波】のところを見ると、「⇒高潮」となってるんです。

 つまり【津波】は総称でもあるので、【高潮】を含んでいると。ふむふむ。

 おまけで、【山津波】とは「山崩れによって直接生ずる土石流」のことだ
 そうです。

              知らない言葉って、いっぱいあるなぁ〜(^^*)。
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編┃集┃後┃記┃☆┃
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 最近読んだ『フィッシュ!』(早川書房)という本の中に、こんなことが
 書いてありました。

「仕事そのものは選べなくても、どんなふうに仕事をするかは自分で選べる」

 もし、今、あなたのしている仕事が、とんでもなく退屈な仕事であっても、
 上司から命令されて嫌々している仕事であっても、その仕事に対するあな
 たの態度は、自分自身で選ぶことができるということです。

 憂うつな気分でやるのか、楽しい気分で取り組むのか。

 逆に言うと、その気分(態度)を選んでいるのは、あなた自身なのです。


 これは日常生活にも言えますよね。

 日常に起きてくる事柄は選べなくても、それに対する態度は自分で選べる。

 スーパーのレジ係の態度が悪い。
 ――腹を立てるのも、気にしないのも、自分自身が選んでいます。

 今日もダンナの帰りが遅い!
 ――「電話ぐらいしてよ!」と怒るのか、「心配するから電話してね」と
   気遣うのか。そのことで、夫婦に不穏な空気が流れるのか、お互いに
   思いやりの気持ちが生まれるのか。それも自分で選べるのです。

 外因に関係なく、誰しも自分の人生は自分で選択することができる。
 素晴らしいですよネ!

 こんな当たり前のことを、再確認しました。

          ……と、たまにはマジメなことも書いたりして。(^^*)
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│最後までお読みいただき、ありがとうございました。ではまた来週〜♪(^^)│
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