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           【ビミョーな言葉研究所】     2003年10月24日
                                第44号
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                     ◎等幅フォントでご覧下さい◎
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今┃週┃の┃ビ┃ミ┃ョ┃ー┃>>>>>>>>>>>「刈る・狩る・駆る」
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 ●刈る
  草木・頭髪などを刈る。

  ▽例▽
   稲刈り・芝刈り・畑の雑草を刈る・羊の毛を刈る・刈り上げ頭
   青田刈り(求人競争の場合は「青田買い」)
  
 ●狩る
  a.鳥獣などを追い出して捕らえる。
  b.たずね探して観賞する。
  c.探してとる。

  ▽例▽
   a.獣を狩る・ウサギ狩り・山狩り・狩り場・魔女狩り
   b.紅葉狩り
   c.イチゴ狩り・潮干狩り

 ●駆る
  追い立てる。走らせる。

  ▽例▽
   馬を駆る・応援に駆り出す・衝動に駆られる・不安に駆られる

 【オマケ】「余勢を駆って」(慣用)
   → 何かをやり遂げた勢いに乗って、別のことをやり遂げようとする。


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私┃的┃考┃察┃
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 「イチゴ狩り」と「魔女狩り」が同じ字というのがビミョーというより奇妙
 ですが、要は、草や髪などは「刈る」で、それ以外は「狩る」でいいかな。

 「駆る」はそんなに混同しないでしょう。
 「馬を駆る」といっても、走らせるんじゃなくて、捕まえるんなら「狩る」
 でしょうが。

 「紅葉狩り」は「狩り」でも、bの意味の観賞だけにしましょうネ。
 とっちゃったらいけませんよ。(^_-)


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第┃2┃研┃究┃室┃  ◆◆ 「鳥肌が立つのはいつ?」 ◆◆
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 読売新聞の夕刊に『新・日本語の現場』というコーナーがあって、少し前に
 「鳥肌が立つ」が取り上げられていました。

 鳥肌は、本来は寒さや恐ろしさに対して立つものだそうですが、最近では、
 感動した時にこの表現がよく使われていて、違和感を持つ人も多いそうです。

 確かにスポーツや芸術などのシーンでよく耳にしますネ。
 「今のスルーパス、鳥肌立っちゃった!」とか。ゾクッとした感じですね。

 これについては、以前NHKで実験したことがあるらしく、感動的なドキュ
 メンタリー番組を見せた結果、腕の産毛が微妙に逆立つのが観察されたそう
 です。

 つまり、感動で実際に鳥肌が立つわけですね。
 だから、そのまま素直に表現してもいいではないか、という意見もあります。

 実は私は、この表現はあまり使いません。
 関西の人間は「さぶいぼが立つ」って言うんですよ。
 だから、大体寒いときに使うんですよねぇ。
 しかも、その鳥肌が立つような恐ろしい目に遭ったこともない……あ!
 1回だけあります。

 実家にドロボーが入ったとき! 割られた天窓のガラスを見つけたとき、
 ゾクッと悪寒が走りました。きっと鳥肌が立っていたと思います。
 でも、そんなときに、「あ〜さぶいぼ立ったぁ〜」じゃ、ちょっと迫力ない
 ですもんね。(^^;)

 皆さんはどんなときに鳥肌が立ちますか?

 【オマケ】「鳥肌が立つ」は、道浦さんの『平成ことば事情』でも取り上げ
      られています。ご興味のある方はGO!(^^)/~

       → http://www.ytv.co.jp/announce/kotoba/
         (バックナンバーの634ですよん)


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編┃集┃後┃記┃
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 ↑の「メルマガのWA!」で書いた3人は、本当にいい友達だったんです。
 できればずっといい友達でいたかったなぁ〜。
 だって、男の子ってオモシロイんだもん。

 先日も回転寿司を食べてたら、向かいの席に大学生らしき男の子が5人
 座って、いきなり「イナリ5皿!」って頼んでたんですよ。

 私と娘は「いきなりイナリかよっ!」「5人とも食べるのかよっ!」って
 小声でツッコミました。(↑さまぁ〜ずが好きなもんで、三村風でヨロシク)

 その後、「ご注文品」の台に載ったイナリ寿司が、5皿仲良く並んで目の
 前を通り過ぎていきました。……笑いをこらえるのに必死でしたぁ〜。


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 最後までお読みいただき、ありがとうございました。ではまた来週〜♪(^^)
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