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【ビミョーな言葉研究所】 2003年3月13日
第12号
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◎等幅フォントでご覧下さい◎
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今┃週┃の┃ビ┃ミ┃ョ┃ー┃>>>>>>>>>>「表す」と「現す」
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●表す(表現)
言葉・絵・音・身ぶり・表情などで、思想や感情を外へ出す。
はっきり表に出す。表示。表明。発表。表出。
▽例▽
意思を表す・敬意を表す・喜びを表す・家名を表す・名は体を表す
●現す(出現)
隠れていたもの、見えない所にあるものを表に出す。現出。具現。
▽例▽
姿を現す・才能を現す・正体を現す・頭角を現す・馬脚を現す
*「輪郭をアラワす」場合、「はっきりさせる……表す」
「隠れていたものが見えてくる……現す」
【オマケ】
●著す……書物を書いて、世に出す。(例:書物を著す・自叙伝を著す)
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私┃的┃考┃察┃
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同訓異義語の定番?でしょうか。わりと分かりやすいですよね。
「輪郭をアラワす」の例はちょっとビミョーですが、普段あまり使わない
言葉だと思いますので、深く追究するのはやめましょう。(^^;)
日常的に使われる言葉で「数字にアラワれる」というのがありますが、こ
れは「表れる」「現れる」どちらも使います。
「自然に……」のときは「表れる」。
「隠しきれずに……」のときは「現れる」。
日頃の運動不足が数字(体重)に……の場合は「現れる」かなぁ〜?
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第┃2┃研┃究┃室┃
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歴史のお話です。(うっわぁ〜超苦手っ!)(^^;)
「○○の乱」とか「○○の変」というのがありますが、「乱」と「変」の
違いについてのご質問を、Fさんからいただきました。
「乱」も「変」も、ともに「政治的目的を伴った反乱」であり、
現政権側が鎮圧した場合には「乱」(不正行為とみなされる反乱)、政権が
転覆した場合には「変」(反乱軍が勝って、自らの反乱を正当化したもの)
というのが、どうやら基準のようです。
ですが、そこがまた日本語のあいまいなところで、慣例として使われてい
る場合もあったり、人によって違ったりもするようです。
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編┃集┃後┃記┃
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この原稿ができあがってから、Hさんよりメールをいただきました。
なので急遽「2研」の追加です。
皆さん、前号の2研を覚えていらっしゃるでしょうか。
漢字には中国から伝わった時代によって複数の音読みがある云々……。
▼Tさんからのご質問
>> 「大」という読みの違いです。
>> 「大地震」は「おお」ですね、「大火事」「大津波」ですが、「大激震」
>> は「だい」ですよね?
>> この「大」の読みには法則性があるのでしょうか?
▼Hさんより
> これは、音読みと訓読みの違いではありませんか?
> 音読みには、音読みの「ダイ」が。
> 訓読みには、訓読みの「おお」がつくと思います。
あああっ!(赤面)
そうです!「おお」は音読みではありません。音読みは「ダイ・タイ」です。
「ダイ」と「タイ」の違いを前号で書いたのですが、ご質問への回答として
は少し説明不足でした。お詫びいたします。<(_ _)>
「おお」はHさんがおっしゃるように訓読みの言葉の前につきます。
例えば「大忙し・大雨・大金持ち」など。ですが、例外もあるようです。
「大火事・大所帯・大掃除」など、慣用的に使われているものです。
ややこしくなってすみません。分かりやすいメルマガを目指しておりますの
で、分かりにくいところなどがございましたら、いろいろご指摘をいただけ
ると本当にありがたいです。Hさん、ありがとうございました。<(_ _)>
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ご黙読ありがとうございましたっ! ではまた来週〜♪も頑張るぞっと。
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